宇宙版「虎の巻」

目には見えない世界の仕組みを、目に見える宇宙から知ろうとする占星術探求者のブログ

なぜか調子が狂う時は「月」が影響している?占星術視点での対処法

なんか調子でないな。。。という時に使えます

なんでかわからないけどイライラしたり、モヤモヤしたり、本調子の自分じゃないんだよな。という時ってありますよね。

もしかしたら、そんな時は月の影響を受けている可能性があります。月の影響ということは、どうやら一生の付き合いになりそうなので、理由をなんとなく知っておくと気が楽になるのではないかなーと思います(笑)。

 

まず、地球・月・太陽の関係を見てみましょう。これが実はとっても私たちの日常に影響しているんですよ。

 

太陽・・・恒星(自分で光っている星のこと)

地球・・・太陽の周りを回る惑星(恒星の周りを回る星のこと)

月・・・地球の周りを回る衛星(惑星の周りを回る星のこと)

 

実際は地球が太陽の周りを回っているのですが、ここでお話するのは地球目線で見た場合についてです。

地球で普通に生活していると、太陽の方が動いているように見えて、自分の方は何にも動いていないような気がしていますけど、実際はこっちが動いているなんて本当に不思議です(笑)。

 

何で月が人間の調子に影響するのか?

月は太陽の光を受けて常に光っているんですが、地球の周りをまわっていることで、地球から見た位置によっては影になって見える部分があり、満ち欠けをしているように見えます。本当は月そのものの形が変わっているわけではないんだけど、見る場所や時間によって姿が変わっているように見えるんですよね。

そして月にも引力があって、地球の海水はこの引力の影響を受けて満ち引きしています。その引力が最も強まる位置にあたるのが、太陽と地球と月が一直線になる「新月」と「満月」なんです。

 

新月:地球ー月ー太陽で並ぶ・・・月は完全に影になって見える

満月:太陽ー地球ー月で並ぶ・・・月は完全に光って見える

 

新月(影)→だんだん右側から月の形が満ちていく→満月(光)→だんだん右側から月の形が欠けていく→新月(影)の繰り返しで満ち欠けは起こっています。

 

海水がそれだけ影響を受けるということは、その地球に住んでいる私たちの身体にある水分も大いに影響を受けそうですよね。血液は「血潮」というくらいですもんね。満月の日は気持ちが昂りやすいと言われるのはこの為でしょう。

そしてそれの最もすごいのが「日食(新月のすごいバージョン)」月食(満月のすごいバージョン)」なので、昔から一大イベントとして注目されていますよね。恥ずかしながら、私自身は去年までほぼ興味なかったんですけどね。。。でも、実際にその様子を映像などで見れば神秘的な現象だなぁ(まぁ関係ないけど)くらいの印象はありました(笑)。

 

月が地球の周りを、地球が太陽の周りを回って動いている限り、この満ち引きの影響を受けずに生きていくことはできません。自分のコントロールの範疇を超えて、身体の中を流れるあらゆる水分のコンディションを左右するのが「月」と考えることができます。

最初に火・地・風・水の4つの動機タイプがあると紹介したように、水は「感情」に関係していました。つまり、感情の満ち引き=アップダウンにも月が関わっているのですね。

 

「えー、じゃあもう自分ではどうにもならないじゃーん」

たしかに、自分で勝手に「今日はガンガンいきたいから大潮にして!」とかはできないんですけど(笑)、月はめちゃくちゃに満ち引きをするのではなく、規則通りに満ち引きを起こしてくれるので、事前に対策することはできるぞ。。。というわけです。

水の反対は風、風と言えばつまり「知性や理性」です。感情が外的な影響を受けて勝手に左右してしまうのであれば、知性や理性を使って対処することでバランスを取ることができるのです!すばらしい!人間だもの!!(笑)

 

そんな「気分がコロコロ変わりやすくて、ずっと一緒についてくる無くてはならない存在」というイメージが、わたしにはピーターパンに出てくるティンカーベルのように感じられました。ティンカーベルが怒っていたり落ち込んだりしている時に、そこに自分も巻き込まれて同調してしまったら、あんまり生産的ではないですよね。おい、ピーターパンしっかりしろよ!むしろなんとかしてあげなよ!って思いませんか?(笑)。

ティンカーベルをうまく扱ってあげるつもりで、自分の月と付き合ってみてはいかがでしょうか?(違います、わざとじゃないです)

 

太陽星座と同じように、「月星座」というものがあります。

ちなみに、日の出星座と同様に、出生時刻がわからないと正確な月星座を割り出すことができません。月はホロスコープを約29.5日で一周する=1日に約13度進むことになります。なので、たとえ同じ日であっても、生まれた時間によっては次の星座に入っている可能性があるのです。

 

この月星座の特徴を知れば、あなたとずっと一緒にいるティンカーベルがどんな性格なのかを把握して、感情の波に飲まれてコントロールを失ってしまった時の対策を打つことができます。

 

太陽星座、日の出星座と同様に、星座の特徴は同じように当てはめることができます。

 

 

星座の特徴はこちらの気にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

oculus19.hatenablog.com

 

 

 

ちなみに、私の場合を例に挙げますね。

 

月星座:情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

太陽星座:情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

 

そうなんです、ティンカーベルと同じ性格なんであんまり仲違いはしないです(笑)。ただ、アップダウンの時に自分とティンカーベルを切り分けて見られずに、同調しやすいのでより一層の注意が必要だと言えるかもしれません。

情熱や本能が感情に強く働きかけるので、衝動的に怒ったり喜んだり、突然何かを好きになったり嫌いになったり、何か突発的な行動に走りがちになることが考えられます。または、自分の思い付きを表に出せなかったり、情熱に水を差すようなことをされるとイライラが爆発してしまうかもしれません。気持ちが落ち着いた時もその感情が継続するのか?その突発的な行動の後に、何が自分に残るのか?など、「火」の反対にある「地」の現実的な視点を意識して、暴走を抑えるように心がけるだけでも、だいぶ結果は違ってくると思います。

。。。自分で言っていて耳が痛いです(笑)。

 

周囲の人の月星座がわかれば、その人のティンカーベルが暴走している時に一緒になだめてあげることもできますよね。または、怒らせないようにうまく付き合っていくことできます(笑)。

 

是非、みなさんもご自身のティンカーベルと上手に付き合ってくださいね。

私も頑張ります(笑)。

当たり前すぎて、無自覚な自分の特徴

当たり前すぎて、言われるまで気にしてなかった

さて、今回は「当たり前すぎて気にしてなかったけど、、、確かに自分ってそうだわー」というところについて、見ていきたいと思います。

 

先日、12星座別に「役割」「動機」タイプで人物の傾向を見てみました。

その人物が生まれた日に、どの星座の位置に太陽があったのか?というものでした。

今日見ていくのは、その太陽が誕生日の位置にくる前に、日の出を迎えたのはどの星座の位置だったのか?についてです。

これを見ると、不思議なことに「これってみんなの当たり前じゃなくて、自分の当たり前だったんだ!」というのがわかります。

ということは、だれかの「当たり前」も理解できるので、また悩める人間関係が少し楽になると思いますよ(笑)

 

皆さんの中にも、元日に「初日の出」を見に行く方がいらっしゃるかもしれませんが、日の出はその日の始まりであり、とても特別なものです。太陽が生まれた瞬間とも言えませんか?

これから生まれてくる赤ちゃんを想像してみてください。その赤ちゃんは太陽星座が牡羊座で生まれてこようとしています。

その赤ちゃんの太陽は、牡羊座の位置に到達する前に、まず東の地平線からその姿を現しました。ということは、赤ちゃんが世に生まれ出る誕生日に向かう太陽が、赤ちゃんより先に生まれていたということです。

なので、自分が誕生日に生まれ出ていく先の人生は、この日の出が起こった星座の影響を強く受けている世界であると考えることができますなんかよく分からないけど、生まれてみたらそこに広がっていた世界です。なので、その人が無条件に当たり前に受け入れている世界観とも言えます。「そうするのが当たり前じゃないの?え、待って世界ってみんな一緒じゃないの?」というくらい、自然すぎて疑問にも思わなかったような感覚です。(笑)

赤ちゃんの時の記憶がある人は別ですが、大概の人は、どうやって自分の人生が始まっていたかはよくわからないと思います。なんか気づいたら始まっていませんでした?(笑)そして、気づかないうちに周りには家族もしくは世話をしてくれる誰かが存在し、特定の国や地域にいて、そこで「自分はこういう人間として生きていこう」と別に自分で決意も宣言もしたわけではないのに、なんだか勝手に話が進んでいて、知らない内に自分をその世界に馴染ませて当然のようにその流れに乗っかっていましたよね。

 

これについては、私の持論では「胎内にいる時点で、こういう人間として生きていこうと誕生日から何から事前に決めて生まれて来たのは自分なんだけど、そんなのすっかり忘れちゃってるんだよね。」ということだと思っているのですが、ちょっとややこしい話なのでまた別の機会に。。。(笑)

 

その人が当たり前だと思っている世界=その世界で生きていく人の常識なので、周囲の人が見た時の「その人らしさ」とも言うことができるのです。

太陽星座の特徴を見て、なんかわかるけどちょっと違うような気がする。。。という場合は、この日の出の星座と組み合わせると、より納得できるかもしれません。

 

星座の特徴については、日の出の星座だから、誕生日の星座だから、と言って変わるわけではありませんので捉え方は同じです。

あなたは、どんな組み合わせでしたか?思い当たる節はありましたか?

 

星座の特徴はこちらの記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

 

oculus19.hatenablog.com

 

 

 

ん?。。。ということは、まだお目にかかったことはありませんが、誕生日と日の出が重なる人は、自分と世界が一緒に始まってるってことですよね?!どう考えても凄いことになりそうな予感しかしませんよね!!どんな人生になるんだろう。。。気になるな。。。(笑)

 

日の出星座の調べ方

日の出星座は、「生まれた時間」つまり「出生時刻」を使って割り出します。

ご自身のホロスコープを見たことが無い方は、こちらのサイトで無料で自分のホロスコープを作ることができますよ。

www.arijp.com

 

出生時刻が不明な方は、母子手帳に書いてありますので、お母さんに連絡して聞いてみるか、実家に母子手帳を発掘しに帰ることをお勧めします。

それもちょっと難しいのよね。。。という方は、出生届を管理している法務局に出生時刻を問い合わせる方法があるのだそうです!ただし、保存期間は生まれた年度の翌年から27年ということなので、調べるのは早ければ早いほど良いですね。

それももう手遅れだ!という方も、最後の手段があります。もう自分のことは自分に聞くしかありません。毎晩、寝る前に本気で「私の出生時刻を知りたいので、わかるように教えてください」とお願いをしてから眠ってください。なんとなく「あれ、なんかこの時間な気がする」という感覚がやってきたり、夢の中でその時刻を目にしたりするかもしれません。この方法は、あなたが本気で知りたいと願った場合にのみ有効です。(笑)

 

 

例えば、私はこの組み合わせを持って、知らない内に人生が始まっていました。

 

太陽星座:牡羊座(火/春の始まり)
日の出星座:山羊座(地/冬の始まり)

 

火ー地と言えば、正反対の組み合わせです。

情熱や勢いー現実的、結果主義

 

役割/動機:情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

当たり前:目に見える成果を求めて「きっかけ」を作る山羊座(冬の始まり)

 

どうやらきっかけ作りが人生に大きな影響を与えていそうです。

「目に見える成果を出すのが当たり前の世界で、情熱や本能につき動かれてきっかけを作る人」ということになります。たしかに、「いくらがんばってるつもりになっていても、結果が伴わないならやる意味ないでしょ」と思っている節があります。(笑)

そして、やったことのない事に首を突っ込んだり、知らない人の輪にも全然気にしないで入っていくことができるし、別にやりたいって言ったわけじゃないのに、組織の中でリーダー役や「初の〇〇」とか、そんな立ち位置になることが多かったです。勝手に自分でそれをやるのが当然だと思っていたんですね。(笑)

 

山羊座は、組織を象徴します。いわゆる会社や国のような、トップの人がいて権力や権威で階級が出来上がっている組織です。

そして、他にも山羊座に関係するキーワードが色々とありますが、山羊座は一般的な大企業と言って思い浮かぶものをイメージしてもらえばわかりやすいかもしれません。

 

大企業にはたくさんの人が働いていて、明確に階級や役職が分かれ、それぞれの役割を果たしています。その役割は上の階級に行くほど責任が重くなりますが、その対価としての報酬も増えます。たくさんの人の頂点に立つ人は、その中で最も大変な役割を果たしているので、組織の人たちから尊敬されています。そして、たくさんの人が組織の中でそれぞれ勝手なことをしたら、めちゃくちゃになって崩壊してしまうので、組織を健全に保つために秩序や規則が設けられ、その中にいる人はそれを守る必要があります。

「実際の」というより、「理想の」と言えるかな。。。(笑)

 

これが山羊座の世界観です。責任、ルール、階級制度。「大人のシビアな世界」という感じですよね。

人間の身体で言うと、「骨」が山羊座に該当します。骨という秩序・ルールがあって、そこに肉が付き内臓が収まり神経や血管が走っています。骨がないとぐにゃぐにゃになって形が保てませんよね。

さらに、生き物が死んだ後、最後までこの世に「生きた結果」として残っているのも、この「骨」です。

 

そして、牡羊座は12星座の1番最初なので、よく人間の一生で例えると赤ちゃんの段階と言われています。赤ちゃんはまだ何者にもなっていないし、経験もしていないので、「これをやったらこうなるだろうな」というデータのストックが自分の中にありません。なので、なんでもとりあえず自分でやってみるしかありません。成功も失敗もこれから経験するので、全部が初めてだから何が良くて何が悪いかを気にすることはありません。赤ちゃんは思考で論理的にあれこれ考えずに、本能で「あれが欲しい」「これをしてほしい」と思ったら即行動に移します。「うちのお母さんは仕事で疲れていたから、今日は泣くのをやめておこう」とか、そういう赤ちゃんがいたらちょっと不気味ですよね。(笑)

だからと言って、牡羊座がただ「幼い」のか?と言うとそういうことではありません。12星座の最初ではあっても、それはただの直線状の「最初」では無いからです。春は冬より幼いのか?と言ったらそうではありませんよね。巡っている中の、最初の位置ということになります。本当はストックがあるんですけど、新しい経験をするために「忘れてまっさらになって」最初から始めていくのです。中学3年生が高校1年生になる感じですかね。(笑)

 

こうして見ると、大人のシビアな世界と赤ちゃんの組み合わせってどうなってしまうんだ?という感じですよね。

 

私の話を例にしてみると、山羊座牡羊座が組み合わさってこんな世界を生きることになりました。

別の要素もたくさん重なっていますが、細かいことは今は気にしないでください。。。(笑)

 

・同級生より成長が早くて、写真を見返すと頭一つ出て浮いてる(大人になるのが早い)

・頭の骨が立派、、、顔が大きい(牡羊座は人体で「頭部」に該当します。。(笑))

・祖父母とよく一緒に過ごしていた(年齢ピラミッドのトップ)

・身長がグングン伸び、骨の中身が成長についてこれずスカスカだったので、右腕と左腕を交互に骨折した(せっかちな骨)

・親の定めた門限は絶対に厳守(組織の規則)

・校則を破って怒られることを恐れ、在学中に髪を染められなかった(頭部の規則)

・誰も立候補がいなかったので学級委員を任命された(組織のリーダー)

・店長を経験(組織のトップ)

・就職先で女性初の総合職として採用された(組織の先駆者)

・1学年違うと若干違う世界の人ですか?っていうくらい上下関係のはっきりした運動部に所属(運動に関わる組織ピラミッド)

・会社に就職する以外に生きる道は無いと何故か全力で信じていた(組織で結果を出す)

 

なんとなく関係性をイメージしていただけましたか?

世界はひとつですが、その人がどういう前提で世界を見ているかというのがわかれば「あの人にとっての常識はこうなんだな」と理解でき、違いをわかった上で付き合っていくことができますね。

是非、ご自身や周囲の人の人生と照らし合わせてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の「動機」タイプをざっくり把握する

さらに、12星座から人間の特徴を深堀る

前回は、季節の流れに沿って12星座を分類することで、「役割」の特徴を見てきました。

まず「きっかけ」を作って物事をスタートさせ、「こだわり」を持って完成に向けて進み、完成させた結果に縛られずに「柔軟性」を使ってまた次のきっかけに移っていく、という3つの役割グループがありました。

 

続く今回は、「何が行動の動機になるのか?」という観点から、12星座を新たな切り口で分類していきましょう。

 

【行動する際の動機別に特徴を分類】

12星座は、4つの動機グループに分けることができます。

 

①情熱や本能から湧き出る欲求を満たすことがモチベーションになるグループ

牡羊座獅子座射手座
→情熱や本能・・・「火」を象徴に用いる

「情熱を燃やす」という表現があるように、まさにやる気がある状態は炎がメラメラと燃えているようなイメージが一般的ですよね。「火」タイプは、湧き上がる本能に突き動かされて行動することがモチベーションになります。誰かに強制されたり、打算でなんとなくやっといた方がいいかなーと考えて始めるようなことは、「火」タイプの方たちには向いていません。とにかく勇敢で、バイタリティーに溢れるグループです。

②目に見える成果や具体的な結果を手に入れることがモチベーションになるタイプ

牡牛座乙女座山羊座
→目に見える成果・・・「地」を象徴に用いる

「地に足の着いた」という表現があるように、「地」は現実的なものを意味します。地に種を植えて実が成るように、段階を踏んで着実に成果を求めていきます。実際に結果を形として残すことや、自分の身体そのものを使って何かをすることがモチベーションになります。現実的でない考え方や、何も結果や目的を求められずにただフワフワとしている状態だと、「地」タイプは本領発揮できません。やるからにはしっかりと結果を残したい頼もしいグループです。

③知識や情報を使って論理的に思考することがモチベーションになるタイプ

双子座天秤座水瓶座
→知識や情報・・・「風」を象徴に用いる

「風の噂」という表現があるように、知識や情報は口から出る言葉や書かれた文章に乗って、人から人へ伝わっていきます。現代ではインターネットの普及によって、各段に情報が広がるスピードも対象人数も増加しました。感情に振り回されることなく、情報や資料をもとに理性的な行動をとることが得意です。ドロドロとした人間ドラマが繰り広げられるような感情的な環境では「風」タイプはその勢いを失ってしまいます。スマートで洗練された情報通のグループです。

④安心感や誰かとの絆など、感情がモチベーションになるタイプ

蟹座蠍座魚座
→誰かとのつながりや感情・・・「水」を象徴に用いる

「水くさい」という表現が、親しい関係であれば遠慮しないでほしいという意味であるように、水は人の気持ちを表しています。水はどんな形の容器の中にも入れられるように、誰かと気持ちを共有したり一体感を感じることが得意です。人間は水が無いと生きていけませんが、水の中に沈むと息ができなくなってしまいます。自分や誰かの気持ちの波に溺れないようにすることで、抜群の共感能力を使って思いやりを発揮できる慈愛のグループです。

【役割グループ×動機グループの組み合わせ】

動機タイプが一緒だと、「この人とは気が合うなー!」と親近感を覚えることが多いかもしれません。そしてよく見ると、同じ動機グループの中にも役割グループが割り振られていることによって、さらに違いがあることがわかります。

 

「火」
情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

情熱や本能に突き動かされ「こだわり」を貫いていく獅子座(夏の本番)

情熱や本能に突き動かされ「次の場所に向かっていく」射手座(秋から冬へ移り変わり)

 

「地」

目に見える成果を求めて「きっかけ」を作る山羊座(冬の始まり)

目に見える成果を求めて「こだわり」を貫いていく牡牛座(春の本番)

目に見える成果を求めて「次の場所に向かっていく」乙女座(夏から秋へ移り変わり)

 

「風」

知識や情報をもとに「きっかけ」を作る天秤座(秋の始まり)

知識や情報をもとに「こだわり」を貫いていく水瓶座(冬の本番)

知識や情報をもとに「次の場所に向かっていく」双子座(春から夏へ移り変わり)

 

「水」

絆や感情のために「きっかけ」を作る蟹座(夏の始まり)

絆や感情のために「こだわり」を貫いていく蠍座(秋の本番)

絆や感情のために「次の場所に向かっていく」魚座(冬から春へ移り変わり)

 

「火」「地」「風」「水」はそれぞれ正反対のタイプなので、一見すると合わないし苦手だ。。。と感じてしまうかもしれませんが、どちらかの要素だけでは上手くいかないことも、うまく付き合うことでお互いの欠点を補い合えるとても良い組み合わせなんです!合わないからと諦めずに助け合いましょう!(笑)

 

「火」情熱、熱意  ー  「地」現実、結果

情熱だけでは結果に結び付けることができず、結果しか見ていないと発展向上させようという意欲が湧かず、現状維持になってしまう。

 

「風」知識、理性  ー  「水」感情、情緒

理性や知識だけでは人の感情を理解することはできず、感情的になり過ぎると正しい判断ができなくなってしまう。

 

 

ちなみに、「火」と「風」は能動的で男性的、陰陽で言うと「陽」に当たります。

反対に、「地」と「水」は受動的で女性的、陰陽で言うと「陰」に当たります。

 

生物学的な性別が男性であっても、「地」と「水」の星座だと女性的な受け入れる要素を内側に持っているということになります。女性の輪の中にポンと入っても、苦にならない人が多いのではないでしょうか?「地」「水」の男性や、「火」「風」の女性の方々、お心当たりはありますか??(笑)

 

逆に、生物学的な性別が男性で「火」「風」タイプ、女性で「地」「水」タイプの場合は、ご自身だけでは陰と陽のバランスがどちらかに偏っていることになるので、周囲の人間関係の中で正反対のバランスを持った人が現れて(例えば家族、仕事で関わる人、恋人など)、補い合う現象が起こったりします。

この仕組みを知っていれば、なんで自分の周りには「合わない」人がたくさんいたり、「合わない」環境に身を置くことになるのかを理解できるかもしれません。

この場合、反対の要素を強く持つ者同士なので、最初は歩み寄ることがちょっと大変かもしれませんが、それぞれが特徴を発揮してバランスを取ることができれば最強ですね!!

または、自分の中にその要素が極端に少ないと、自分の中でバランスを取ろうとして反対側の要素を一生懸命に振舞おうとしてしまう場合もあります。

そうすると、本来の自分の役割を果たせなくなってしまうので、「反対側をやり過ぎているな。自分に無理をさせているな。」と気が付いたら、うまくバランスを取って真ん中にいることを意識するとちょうどいいですね。

この反対側の性質を取り入れることについては、大切なことなのでまた別の機会に書いていきますね!

 

 

※厳密に言うと、太陽星座以外の惑星などとのバランスもあるのですが、太陽星座の影響は大きいので参考にできるかと思います!

 

 

次回は、「当たり前すぎて気づかなかった自分の性質」について見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の「役割」タイプをざっくり把握する

12星座から人間関係のヒントを得る

宇宙の仕組みを知って「生きやすさ」を手に入れるぞ!ということで、まずは多くの人の「生きやすさ」を阻んでいる可能性の高い、人間関係に関するポイントから始めていきたいと思います。

人それぞれ悩みは色々だと思いますが、悩み事の多くは、人間関係が原因だと言われていますよね。顔を合わせたくない人がいるから、「仕事を辞めたい」「学校に行きたくない」「家に帰りたくない」と思って毎日を憂鬱に過ごすことになってしまうと、有限の時間がもったいないです。

人間として社会生活を送って生きる以上、色々な人と関わっていかなくてはなりません。全員と仲良くワイワイ生きていければ万々歳ですが、そんなに上手くいってれば悩んでいないんですよ。。。ね(笑)

 

 

なぜ、上手くいく人と、上手くいかない人がいるのか?

上手くいく人は「自分と似ているところが多くて理解できる=居心地が良い=好き」だけれど、上手くいかない人のことは「自分とは違い過ぎて、何を考えているのか分からない=居心地が悪い=苦手」と感じてしまうのかな?と思います。

 

その理由がわかったからと言って、即解決できるとは限りませんが(笑)、「12星座別で人間のタイプを見るだけでも、こんなに違うんだ!」という仕組みを知ると、違うことに対して相手や自分を責めることが不要になります。違いを知ったうえで、どう付き合っていくのかを決められるのです。

どうしても自分が物差しとなって世界を見ているので、「同じ人間だから、友達だから、家族だから、恋人だから」きっと同じように分かり合えるだろうと思ってしまいがちなんですけど、どんなに近しい関係であっても、「根本的なスタンスや物事へのアプローチの仕方がそもそも違ったんだ」ということを知ることで、「なんでわかってくれないの?!」とか、「普通ならこうするのが当然じゃないの?!」といった、不毛な闘争から解放されることができます。これだけでもだいぶ平和になります。。(笑)

 

もちろん、星座だけで人を判断するのは乱暴なやり方なので、「他国の文化の違いを知って、グローバル社会で生きていく」ようなイメージで使うのが良いと思います。お国柄というか、意外と「〇〇(国名)っぽいなー」っていう認識って当たらずとも遠からずじゃないですか?

知識として頭に入れておけば、今よりもっと人間関係をスムーズにできると思います。

「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と孫氏も仰っていますので、この仕組みを知って活用していきましょう。

 

ちなみに、ここで言う星座は、よく知られている12星座占いの星座である「太陽」の星座を指しています(西洋占星術では、太陽以外の天体も用いて総合的に読み解くのですが、太陽が最も重要です)。

地球の周囲を360度の円に見立てて12分割し、それぞれに星座の名前を当てはめて、その人が生まれた瞬間に地球から見てどこの位置に太陽があったのかで決まった星座のことです。

 

星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ
牡羊座 3/21~4/19 春の始まり 蟹座 6/22~7/22 夏の始まり 天秤座 9/23~10/23 秋の始まり 山羊座 12/22~1/19 冬の始まり
牡牛座 4/20~5/20 春の本番 獅子座 7/23~8/22 夏の本番 蠍座 10/24~11/22 秋の本番 水瓶座 1/20~2/18 冬の本番
双子座 5/21~6/21 春から夏へ 乙女座 8/23~9/22 夏から秋へ 射手座 11/23~12/21 秋から冬へ 魚座 2/19~3/20 冬から春へ

 

【注意】

皆さんご存じの通り、1年は約365日あるので、星座の変わり目はその年によって前後します。変わり目にあたる20日頃がお誕生日の方は、「実は牡羊座じゃなくて牡牛座だった!」ということも有り得るので、調べてみて下さい!

 

【季節の流れに沿って特徴を分類】

12星座を、季節の流れに沿って見てみましょう。そうすると、3つのグループに分けることができます。

 

■「季節の始まり」グループ

牡羊座(春)蟹座(夏)天秤座(秋)山羊座(冬)

 

季節が変わるとその季節らしい花が咲いたり、新しい生活が始まっていきます。その為、何かを始めたり着手するのが得意です。未知のものに対しても躊躇せず飛び込み、とにかくやってみる傾向があります。このグループは、暦上でも春分夏至秋分冬至にあたり、新たな季節の到来を告げ、物事の「きっかけ」を作る役割を果たします。

 

■「季節の本番」グループ

牡牛座(春)獅子座(夏)蠍座(秋)水瓶座(冬)

 

始まった季節をピークに向かってどんどん深めていきます。1番その季節の特徴を表しているので、他の季節とは明確な線引きがあります。冬と言えば鍋!夏と言えばスイカ!のように、これっていつが旬だっただろう?という曖昧な感じではなく、はっきりくっきりとしています。このように、物事に対する「こだわり」が強くなる傾向があります。

 

■次の季節に向かっていく、「季節の移り変わり」グループ

双子座(春)乙女座(夏)射手座(秋)魚座(冬)

 

ピークに達した季節の勢いを徐々に落ち着かせて、だんだんと次の季節へバトンタッチしていきます。ピークとスタートの境目にいるので、どちらとも合わせられる順応性を持っている傾向があります。人間は変化を嫌う傾向があると言われていますが、諸行無常という言葉の通り、形あるものは常に変化していきます。移り変わりグループが物事へ「柔軟性」を与えることで、次のサイクルへと進んでいくことができます。

 

 

 

学校で例えると、1学期に新しいクラスのメンバーと出会って新生活にイキイキしている始まりグループ、2学期にだいたいメンバーのことも覚えてきて、そのクラスらしさが確立していく本番グループ、3学期に次の学年のことを考え始めて次はどんなクラスになるかなとソワソワしている移り変わりグループ、みたいなイメージですかね。

 

始まりグループと移り変わりグループは、「とりあえずやってみようか」で動けるのですが、本番グループは「せっかくここまで進めてきたんだから!」と貫こうという意識が働くので、ある意味で一番ぶつかる可能性があるかもしれません。

でも、この「こだわり」がないと物事が定着してくれないので、結果的に全部が中途半端だった。。。ということにつながってしまう可能性もあります。この3つがバランス良くお互いの得意分野を活かしてサイクルを回していくのがベストな状態です。

 

「この人とは考え方が違うな」となった時に、無理やり他のグループのやり方に自分を合わせたり、逆に相手を別のグループに合わせるように強要するのは、それぞれの個性を活かしきれなくてもったいない気がしてしまいます。どっちが良いか悪いか、正しいか間違っているかをジャッジする前に、それぞれの「役割」が違うだけだと思えると、歩み寄ることができますよね。

 

季節の流れに沿って分類したことで、各星座の役割の傾向が見えましたね。

次は、「何が取り組みへの動機になっているのか?」という分類の仕方について見ていきましょう!

悩んでいるなら、虎の巻を使おう

こんにちは、はじめまして。

昨年の2021年から西洋占星術を学び始めたばかりの占星術探求者です。

 

学び始めてからもうすぐ1年になりますが、面白すぎてほぼ毎日、勝手に勉強し続けています。大人になってからこんなに何かを勉強することになるなんて、人生って本当に不思議です。

その不思議の根拠もしっかりホロスコープに記されていましたが、それはまた追々。(笑)

 

もともと占いは好きでしたが、占星術はどちらかと言うと天気予報に近いというか、データに基づいて「この配置だとこうなる傾向がある」という統計学的な要素が面白いなと感じて、本格的に学び始めました。

 

なんとその傾向は、個人の性格から始まり、世の中の流れにまで幅広くあてはめることができるんですよ。

 

「え、こんなに面白いこと他にあります?」

 

ということで、どハマりしました。(笑)

 

こんなに面白いものを、12星座占いで順位を気にするだけで留めていてはもったいない!

多くの人が占星術を通して世界の仕組みを理解できたら、無駄に悩んだり無理したりする必要無くなるのにな、と思いました。

 

  • 自分の特性を肯定できるようになる
  • 人間関係で悩むことが減る
  • 事前に節目が来るタイミングがわかる
  • 目の前で起きていることの背景が理解できる
  • 感情のコントロールを意識できる(イライラや不安など)

 

もうびっくりするくらい、生きやすくなると思うんですよね。(笑)

 

占星術を学んでいる大多数の方が考えることだと思うんですけど、「え、これってなんで学生の時に必修科目じゃなかったの?」というくらい、ゴリゴリの処世術感が満載です。

 

でも実は、占星術を知っていても知らなくても、意外と身近に存在していて日常に浸透しています。

 

  • 1週間の曜日の名前は惑星に由来している。(例:Saturday→Saturn→土星)
  • オスとメスを表す記号は、♂(火星/男性)と♀(金星/女性)に由来している。
  • 女性の月経周期は月の満ち欠けのサイクル(約29.5日)と重なる。
  • 春分の日秋分の日は祝日になっている。(彼岸に由来する宮中行事がある為)
  • 満月の時は事件の件数が増えたり、手術の際に出血量が増えたりする。(潮の満ち引きと関係)
  • ゲーム、アニメのキャラクターやシナリオに天体が関係。(セーラームーンなど)

 

私はこういった関連性や、世界が周期や秩序の下で成り立っていると知った時に、本当に感動しました。(笑)

宇宙と人間の世界をつなぐ占星術を、人生をより生きやすくする知識の1つとして活用してもらえるようなブログを目指して参りますので、よろしくお願いします!