宇宙版「虎の巻」

目には見えない世界の仕組みを、目に見える宇宙から知ろうとする占星術探求者のブログ

なぜか調子が狂う時は「月」が影響している?占星術視点での対処法

なんか調子でないな。。。という時に使えます

なんでかわからないけどイライラしたり、モヤモヤしたり、本調子の自分じゃないんだよな。という時ってありますよね。

もしかしたら、そんな時は月の影響を受けている可能性があります。月の影響ということは、どうやら一生の付き合いになりそうなので、理由をなんとなく知っておくと気が楽になるのではないかなーと思います(笑)。

 

まず、地球・月・太陽の関係を見てみましょう。これが実はとっても私たちの日常に影響しているんですよ。

 

太陽・・・恒星(自分で光っている星のこと)

地球・・・太陽の周りを回る惑星(恒星の周りを回る星のこと)

月・・・地球の周りを回る衛星(惑星の周りを回る星のこと)

 

実際は地球が太陽の周りを回っているのですが、ここでお話するのは地球目線で見た場合についてです。

地球で普通に生活していると、太陽の方が動いているように見えて、自分の方は何にも動いていないような気がしていますけど、実際はこっちが動いているなんて本当に不思議です(笑)。

 

何で月が人間の調子に影響するのか?

月は太陽の光を受けて常に光っているんですが、地球の周りをまわっていることで、地球から見た位置によっては影になって見える部分があり、満ち欠けをしているように見えます。本当は月そのものの形が変わっているわけではないんだけど、見る場所や時間によって姿が変わっているように見えるんですよね。

そして月にも引力があって、地球の海水はこの引力の影響を受けて満ち引きしています。その引力が最も強まる位置にあたるのが、太陽と地球と月が一直線になる「新月」と「満月」なんです。

 

新月:地球ー月ー太陽で並ぶ・・・月は完全に影になって見える

満月:太陽ー地球ー月で並ぶ・・・月は完全に光って見える

 

新月(影)→だんだん右側から月の形が満ちていく→満月(光)→だんだん右側から月の形が欠けていく→新月(影)の繰り返しで満ち欠けは起こっています。

 

海水がそれだけ影響を受けるということは、その地球に住んでいる私たちの身体にある水分も大いに影響を受けそうですよね。血液は「血潮」というくらいですもんね。満月の日は気持ちが昂りやすいと言われるのはこの為でしょう。

そしてそれの最もすごいのが「日食(新月のすごいバージョン)」月食(満月のすごいバージョン)」なので、昔から一大イベントとして注目されていますよね。恥ずかしながら、私自身は去年までほぼ興味なかったんですけどね。。。でも、実際にその様子を映像などで見れば神秘的な現象だなぁ(まぁ関係ないけど)くらいの印象はありました(笑)。

 

月が地球の周りを、地球が太陽の周りを回って動いている限り、この満ち引きの影響を受けずに生きていくことはできません。自分のコントロールの範疇を超えて、身体の中を流れるあらゆる水分のコンディションを左右するのが「月」と考えることができます。

最初に火・地・風・水の4つの動機タイプがあると紹介したように、水は「感情」に関係していました。つまり、感情の満ち引き=アップダウンにも月が関わっているのですね。

 

「えー、じゃあもう自分ではどうにもならないじゃーん」

たしかに、自分で勝手に「今日はガンガンいきたいから大潮にして!」とかはできないんですけど(笑)、月はめちゃくちゃに満ち引きをするのではなく、規則通りに満ち引きを起こしてくれるので、事前に対策することはできるぞ。。。というわけです。

水の反対は風、風と言えばつまり「知性や理性」です。感情が外的な影響を受けて勝手に左右してしまうのであれば、知性や理性を使って対処することでバランスを取ることができるのです!すばらしい!人間だもの!!(笑)

 

そんな「気分がコロコロ変わりやすくて、ずっと一緒についてくる無くてはならない存在」というイメージが、わたしにはピーターパンに出てくるティンカーベルのように感じられました。ティンカーベルが怒っていたり落ち込んだりしている時に、そこに自分も巻き込まれて同調してしまったら、あんまり生産的ではないですよね。おい、ピーターパンしっかりしろよ!むしろなんとかしてあげなよ!って思いませんか?(笑)。

ティンカーベルをうまく扱ってあげるつもりで、自分の月と付き合ってみてはいかがでしょうか?(違います、わざとじゃないです)

 

太陽星座と同じように、「月星座」というものがあります。

ちなみに、日の出星座と同様に、出生時刻がわからないと正確な月星座を割り出すことができません。月はホロスコープを約29.5日で一周する=1日に約13度進むことになります。なので、たとえ同じ日であっても、生まれた時間によっては次の星座に入っている可能性があるのです。

 

この月星座の特徴を知れば、あなたとずっと一緒にいるティンカーベルがどんな性格なのかを把握して、感情の波に飲まれてコントロールを失ってしまった時の対策を打つことができます。

 

太陽星座、日の出星座と同様に、星座の特徴は同じように当てはめることができます。

 

 

星座の特徴はこちらの気にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

oculus19.hatenablog.com

 

 

 

ちなみに、私の場合を例に挙げますね。

 

月星座:情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

太陽星座:情熱や本能に突き動かされ「きっかけ」を作る牡羊座(春の始まり)

 

そうなんです、ティンカーベルと同じ性格なんであんまり仲違いはしないです(笑)。ただ、アップダウンの時に自分とティンカーベルを切り分けて見られずに、同調しやすいのでより一層の注意が必要だと言えるかもしれません。

情熱や本能が感情に強く働きかけるので、衝動的に怒ったり喜んだり、突然何かを好きになったり嫌いになったり、何か突発的な行動に走りがちになることが考えられます。または、自分の思い付きを表に出せなかったり、情熱に水を差すようなことをされるとイライラが爆発してしまうかもしれません。気持ちが落ち着いた時もその感情が継続するのか?その突発的な行動の後に、何が自分に残るのか?など、「火」の反対にある「地」の現実的な視点を意識して、暴走を抑えるように心がけるだけでも、だいぶ結果は違ってくると思います。

。。。自分で言っていて耳が痛いです(笑)。

 

周囲の人の月星座がわかれば、その人のティンカーベルが暴走している時に一緒になだめてあげることもできますよね。または、怒らせないようにうまく付き合っていくことできます(笑)。

 

是非、みなさんもご自身のティンカーベルと上手に付き合ってくださいね。

私も頑張ります(笑)。