宇宙版「虎の巻」

目には見えない世界の仕組みを、目に見える宇宙から知ろうとする占星術探求者のブログ

おとぎ話は最高の参考書

おとぎ話を侮るなかれ

前回の投稿からだいぶ時間が経ってしましました。。。

牡羊座なのでとにかくスタートするのは得意なんですけど。。。ムラがあって困りますね(笑)

と言っても、すべてはベストなタイミングで起こっているんですけどね◎

 

早速本題に入りますが、みなさんが最後におとぎ話を読んだのはいつですか?

お子さんが身近にいたりしたら、そういった本を読んであげる機会があるかもしれませんが、もう忙しくて本を読む時間なんかないよ!となると、ためになりそうなビジネス本や自己啓発本に手を伸ばすのがやっとかもしれません。

 

でも、実は大人こそ真剣に、もう一度おとぎ話を読んでみてほしいのです。

 

めちゃめちゃ大事なことが、子供にもわかるように書いてあるからです。

 

ただ、その大事なことに気が付くのにはポイントがあります。

大人のまま子供の感覚で読むことです。

 

大人のままで「うわー、わかるー」という人はそのまま楽しむだけで大丈夫なんですけど、大人になりすぎちゃって「何の話かさっぱりわからん」と思っちゃってる状態だと、大事なことが書いてあっても全く入ってこないんです。

そもそもそこに書いてあることが大事だと感じるかどうかは人それぞれなので、わかるから良くてわからないから悪い、ということは全くないんですけど

ミヒャエル・エンデの本には不思議な魅力が宿っているし、書いていることがまさに「虎の巻」と感じたので、激しくおすすめしたいです(笑)

 

こうしておとぎ話のすばらしさに気が付いてからすっかり虜になり、本屋さんの児童書コーナーで嬉々としている変な大人になってしまいましたが、いいんです気にしません(笑)

もう秋になってしまいましたが、今年の7月くらいにミヒャエル・エンデの「モモ」が本屋さんのおすすめ!ということでレジ前に積んであって、「知ってるけど知らないなー、時間どろぼうって面白そうだから読んでみようー」と手に取ったことがきっかけでした。

タイトルは知っていたんですけど、内容は全然知りませんでした。

 

その時ちょうど、パラレルワールドや時間について知りたい!と情報を集めていたので、まさにの内容で驚きました。

量子力学や潜在意識の話が好きな方が読んだらもう、「なにこれ!?サラッとすごいこと書いてあるけど!!」と叫びたくなること間違いなしです。

さらに巻末でミヒャエル・エンデが、どうやってこの本を書いたのかを教えてくれるんですけど、それもまた大興奮ポイントです。

それ系の話をかじった状態で、もうとにかく、とにかく一回読んでみてーー!!そんな本です(笑)

 

そしてこのミヒャエル・エンデと言えば「ネバーエンディングストーリー(はてしない物語)」が有名ですよね。

これも本を読んだのも映画を見たのも遠い昔の話になってしまったので、登場人物の名前や顔、断片的なシーンの何コマかと主題歌のサビくらいしか覚えてなかったんですけど、改めて読んでみると衝撃的でした。

「本(物語)の中に入る」という表現が意味すること、アウリンの使い方、幼ごころの君の正体、バスチアンの辿る流れ、アトレーユが通る3つの門

潜在意識の話をかじってから読むと、「なるほど。。。そういうことだったのか!!!」と感激しました。

ミヒャエル・エンデのサイン会があったら、真冬の徹夜でも並んじゃうなと思うくらい感激しました(笑)

いや、本当に感激したんですよ。

しかも、ミヒャエル・エンデの奥様が日本語訳をされているなんて、胸アツすぎて泣くかと思いました。

子供のころは、ちょっと難しくて文字も小さくて本も分厚くて、読みたいんだけどなかなか貸出期限内に読み終われなくて、それを数回繰り返して諦めてやめちゃったんですけど、最高のタイミングでぜんぶ読めて良かったです。

文庫本を買って読んだのですが、やっぱりあのリアルな感じで読むのがいいなと思ったので両方貼っておきます(笑)

 

 

 

「ちょっと待て、さっきから潜在意識ってなんだよ」という方もいらっしゃると思うので、改めて簡単に説明させていただくと

自分ではどうにもできない「無意識」の領域のことです。

なんだかしらないけど全身に血液を循環させたり、食べたものを消化してくれたりして、一日も休まず生命維持の為に働いている意識の方です。

そして潜在意識は、他の人や周囲の世界ともつながっていて「集合無意識」と呼ばれ、わたしたちの肉体を維持するように、なんだかしらないけどうまいこと世界を動かしています。

世界的に共通する体験には個人の意識が影響するので、一人ひとりの意識が世界を動かす重要な要因になっているんですね。

単純に100人の意識が1つの世界を構成しているとして、80人が絶望的な意識を持っていたら絶望的な現象と引き合うことになりますね。

80人が70人に減り、70人が60人にと減っていけば、世界的に体験する現象の度合いも変化していくので、幸せな現象と引き合いたいなら、幸せな人を増やすのが一番早いんです。

蹴落としたり、陥れたりしてる場合じゃないんですね(笑)

 

そして個人の意識は、「似たような」意識と周波数が合うので引き合います。そうです、「類は友を呼ぶ」のです。

だからこそ、自分のいる世界がちょっと居心地が悪いな。と感じてきたら、引き合っている似たような居心地の悪いものを追い払おうと必死に抵抗するよりも、自分の意識を居心地の良い状態に変えてしまうのが得策です。

「居心地悪い」意識が「居心地悪い」状況とバッチリ引き合っているのを、「居心地良い」意識になることで「居心地良い」状況とバッチリ引き合うことができるからです。

ぜひ試しにやってみてください(笑)

 

それとは対照的に、自分で意識・自覚している領域を顕在意識と呼ぶのだそうです。

しかも両者の働きが占める割合は、なんと潜在意識9:顕在意識1というから驚きですね。

 

その自分にはどうにもできない潜在意識のことを「全知全能の神」と表現したりするのですが、本来は誰もが一人ひとりの中に必ず持っているはずの意識のことを、

あたかも特別な人しか持っていない特別な力のように見せて、ピラミッド構造を作りそのてっぺんにいる対象を崇めさせて利用しようというのが最近も話題になっているような問題につながっていて、もう今に始まったことじゃないですけどとにかく世界各地でずーーーーっとやってますね。

そんな背景を踏まえて、もう一度ネバーエンディングストーリーを読んでみてもらえたら、面白い発見があるのではないかと思います。

 

他にもすごいおとぎ話はたくさんあると思いますが、これは別の物語、いつかまた、別のときに書くことにしよう。