宇宙版「虎の巻」

目には見えない世界の仕組みを、目に見える宇宙から知ろうとする占星術探求者のブログ

人間の「役割」タイプをざっくり把握する

12星座から人間関係のヒントを得る

宇宙の仕組みを知って「生きやすさ」を手に入れるぞ!ということで、まずは多くの人の「生きやすさ」を阻んでいる可能性の高い、人間関係に関するポイントから始めていきたいと思います。

人それぞれ悩みは色々だと思いますが、悩み事の多くは、人間関係が原因だと言われていますよね。顔を合わせたくない人がいるから、「仕事を辞めたい」「学校に行きたくない」「家に帰りたくない」と思って毎日を憂鬱に過ごすことになってしまうと、有限の時間がもったいないです。

人間として社会生活を送って生きる以上、色々な人と関わっていかなくてはなりません。全員と仲良くワイワイ生きていければ万々歳ですが、そんなに上手くいってれば悩んでいないんですよ。。。ね(笑)

 

 

なぜ、上手くいく人と、上手くいかない人がいるのか?

上手くいく人は「自分と似ているところが多くて理解できる=居心地が良い=好き」だけれど、上手くいかない人のことは「自分とは違い過ぎて、何を考えているのか分からない=居心地が悪い=苦手」と感じてしまうのかな?と思います。

 

その理由がわかったからと言って、即解決できるとは限りませんが(笑)、「12星座別で人間のタイプを見るだけでも、こんなに違うんだ!」という仕組みを知ると、違うことに対して相手や自分を責めることが不要になります。違いを知ったうえで、どう付き合っていくのかを決められるのです。

どうしても自分が物差しとなって世界を見ているので、「同じ人間だから、友達だから、家族だから、恋人だから」きっと同じように分かり合えるだろうと思ってしまいがちなんですけど、どんなに近しい関係であっても、「根本的なスタンスや物事へのアプローチの仕方がそもそも違ったんだ」ということを知ることで、「なんでわかってくれないの?!」とか、「普通ならこうするのが当然じゃないの?!」といった、不毛な闘争から解放されることができます。これだけでもだいぶ平和になります。。(笑)

 

もちろん、星座だけで人を判断するのは乱暴なやり方なので、「他国の文化の違いを知って、グローバル社会で生きていく」ようなイメージで使うのが良いと思います。お国柄というか、意外と「〇〇(国名)っぽいなー」っていう認識って当たらずとも遠からずじゃないですか?

知識として頭に入れておけば、今よりもっと人間関係をスムーズにできると思います。

「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と孫氏も仰っていますので、この仕組みを知って活用していきましょう。

 

ちなみに、ここで言う星座は、よく知られている12星座占いの星座である「太陽」の星座を指しています(西洋占星術では、太陽以外の天体も用いて総合的に読み解くのですが、太陽が最も重要です)。

地球の周囲を360度の円に見立てて12分割し、それぞれに星座の名前を当てはめて、その人が生まれた瞬間に地球から見てどこの位置に太陽があったのかで決まった星座のことです。

 

星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ 星座名 時 期 タイプ
牡羊座 3/21~4/19 春の始まり 蟹座 6/22~7/22 夏の始まり 天秤座 9/23~10/23 秋の始まり 山羊座 12/22~1/19 冬の始まり
牡牛座 4/20~5/20 春の本番 獅子座 7/23~8/22 夏の本番 蠍座 10/24~11/22 秋の本番 水瓶座 1/20~2/18 冬の本番
双子座 5/21~6/21 春から夏へ 乙女座 8/23~9/22 夏から秋へ 射手座 11/23~12/21 秋から冬へ 魚座 2/19~3/20 冬から春へ

 

【注意】

皆さんご存じの通り、1年は約365日あるので、星座の変わり目はその年によって前後します。変わり目にあたる20日頃がお誕生日の方は、「実は牡羊座じゃなくて牡牛座だった!」ということも有り得るので、調べてみて下さい!

 

【季節の流れに沿って特徴を分類】

12星座を、季節の流れに沿って見てみましょう。そうすると、3つのグループに分けることができます。

 

■「季節の始まり」グループ

牡羊座(春)蟹座(夏)天秤座(秋)山羊座(冬)

 

季節が変わるとその季節らしい花が咲いたり、新しい生活が始まっていきます。その為、何かを始めたり着手するのが得意です。未知のものに対しても躊躇せず飛び込み、とにかくやってみる傾向があります。このグループは、暦上でも春分夏至秋分冬至にあたり、新たな季節の到来を告げ、物事の「きっかけ」を作る役割を果たします。

 

■「季節の本番」グループ

牡牛座(春)獅子座(夏)蠍座(秋)水瓶座(冬)

 

始まった季節をピークに向かってどんどん深めていきます。1番その季節の特徴を表しているので、他の季節とは明確な線引きがあります。冬と言えば鍋!夏と言えばスイカ!のように、これっていつが旬だっただろう?という曖昧な感じではなく、はっきりくっきりとしています。このように、物事に対する「こだわり」が強くなる傾向があります。

 

■次の季節に向かっていく、「季節の移り変わり」グループ

双子座(春)乙女座(夏)射手座(秋)魚座(冬)

 

ピークに達した季節の勢いを徐々に落ち着かせて、だんだんと次の季節へバトンタッチしていきます。ピークとスタートの境目にいるので、どちらとも合わせられる順応性を持っている傾向があります。人間は変化を嫌う傾向があると言われていますが、諸行無常という言葉の通り、形あるものは常に変化していきます。移り変わりグループが物事へ「柔軟性」を与えることで、次のサイクルへと進んでいくことができます。

 

 

 

学校で例えると、1学期に新しいクラスのメンバーと出会って新生活にイキイキしている始まりグループ、2学期にだいたいメンバーのことも覚えてきて、そのクラスらしさが確立していく本番グループ、3学期に次の学年のことを考え始めて次はどんなクラスになるかなとソワソワしている移り変わりグループ、みたいなイメージですかね。

 

始まりグループと移り変わりグループは、「とりあえずやってみようか」で動けるのですが、本番グループは「せっかくここまで進めてきたんだから!」と貫こうという意識が働くので、ある意味で一番ぶつかる可能性があるかもしれません。

でも、この「こだわり」がないと物事が定着してくれないので、結果的に全部が中途半端だった。。。ということにつながってしまう可能性もあります。この3つがバランス良くお互いの得意分野を活かしてサイクルを回していくのがベストな状態です。

 

「この人とは考え方が違うな」となった時に、無理やり他のグループのやり方に自分を合わせたり、逆に相手を別のグループに合わせるように強要するのは、それぞれの個性を活かしきれなくてもったいない気がしてしまいます。どっちが良いか悪いか、正しいか間違っているかをジャッジする前に、それぞれの「役割」が違うだけだと思えると、歩み寄ることができますよね。

 

季節の流れに沿って分類したことで、各星座の役割の傾向が見えましたね。

次は、「何が取り組みへの動機になっているのか?」という分類の仕方について見ていきましょう!